私たちが作る石けんの製造方法は、大きく分けて2つ。
「コールドプロセス製法」と「ホットプロセス製法」という製法で作ります。
それぞれの製法の特徴を見ていきましょう
コールドプロセス製法

- メリット
- 完成までに1か月。ゆっくりと作るため肌あたりがマイルド
- 作成過程でグリセリンができ保湿力もたっぷり
- オイル成分を少し残すことができる
- 様々なオプション(液体やパウダーなどの素材)を入れて楽しめる
- デメリット
- すぐ使うことができない
- 1か月の熟成の過程で香りが飛びやすい
ホットプロセス製法

- メリット
- 数日で使うことができる
- 香りを後からつけることができる
- 粘土の石けんや透明石けん、紙石けん、リキッドソープなどが作れる
- デメリット
- 高温で作るためオイルが酸化しやすい
- 100%鹸化(オイル成分を残さない)するため保湿力が若干劣る
ざっくりこんな感じの違いです。
どちらの石けんが作りたくなりましたか?
私が石けんを作るようになった頃は、普通のホットプロセス製法でマッシュポテトみたいなものですぐ傷んでしまってホットプロセスで作ろうと思いませんでしたが、
最近は進化しています。石けん粘土や透明石けん、紙石けん、レースの石けんなどいろいろなものを作ることができます。
用途によって使い分けて楽しんでくださいね